深刻な病床にある方へのプージャを依頼された時に、これまで個別にご案内差し上げていた延命目的のプージャです。
南インド・タミルナドゥ州のティルカダイユル(Thirukkadaiyur)テンプルにて延命目的のアーユッシャホーマムが行われます。
このお寺はシヴァ派の聖地の一つです。 伝説によると、 主シヴァの賢者であり信者であるムリカンドゥ(Mrikandu)は、祝福によって彼に息子が授かるよう、神に祈りました。 神が現れて、正しい行いをし徳高い16年のみ生きる子供か、100年生きるが悪い行いをする子供か、どちらのタイプの子供がよいか選ぶよう言いました。 ムリカンドゥ(Mrikandu)は前者を選びました。
マルカンデーヤ(Markandeya)と名付けられた少年はシヴァ神の熱心な信者となりました。少年は16歳になり、 死の神ヤマが男の子の命を奪う運命の時が来ました。 マルカンデーヤは死を免れるために寺院に行き、シヴァリンガムに礼拝し、抱きつきました。 少年の信念を喜んで、シヴァは彼を死の神ヤマから救い出し、彼をカランタカ (死の祖)としました。
以来マルカンデーヤは死を克服した永遠の16歳として生き続けています。
このような、伝説の舞台となったお寺での延命のためのホーマムです。
このプージャは可能な範囲での延命や場合によっては死(次の形態)へのより良い移行のためのものです。
※効果が保証されるものではありません